Syuu69’s blog

San Sebastián 留学

Tarjeta de estudianteの取得 in San Sebastián 〈後半〉


今回はタルヘタに必要な手続きを一挙まとめて紹介致します!

①【Taza Modelo 790】

②【タルヘタ申請書ex-17】

③【証明写真】

④【住所の関連書類】

⑤【警察署の予約(Cita)の仕方 】

⑥【取得当日の様子】




①【Taza Modelo 790】

まずは、銀行の支払い証明書の取得!

これが結構めんどいです。
まず、警察署のホームページにある銀行の支払い書(税金支払い)にスペイン語で個人情報を入力します。学校の頼れるスタッフと共にする事をオススメします。全てスペイン語でわかりません。全て入力したら、コピーし、その書類を銀行に持ち込みます。

ここで注意点です。

銀行によってはスペインに口座を持っていないと支払いのできない銀行があります。しかも、口座を作るにもタルヘタのN.I.E という番号が必要です。つまり、不可能です。笑

僕はこれで3カ所の銀行をたらい回しにされた挙句に「これはどうやっても無理だよー」と断られ、途方に暮れました。

結局、ダメ元で行った他社の銀行で現金払いできました!口座不要でした!

口座が無いと払えない銀行が『Kutxabank』

僕は『Banco Bilbao Vizcaya Argentaria』という銀行で支払いました。
略称『BBVA』です!

支払いが正常に承認され、その銀行でハンコを押して貰い完了です!

サンセバスチャンは沢山銀行があるので、どこでも払える様に思えますが、そうもいかないようです。

②【タルヘタ申請書ex-17】

次はタルヘタの申請書です。

まず、スペイン警察署のホームページからタルヘタ用の書類を印刷します。
これも学校で印刷してもらう必要があります。(ミスった時用に多めに貰った方がいいです!)

印刷できたら、スペイン語、全て大文字、ボールペンで記載します。基本的に間違えたら全てやり直しです。日本の履歴書チックで僕が嫌いなやつです。

ちなみに僕は〈性別の欄〉だけを書き間違えてしまいましたが、面倒だったので、二重線で消して書き直しました。

結果、問題なしでした。

この記載も学校スタッフと確認しながら書くのがベストです。書くところ、空欄にしておく所が分かれており、住所の書き方も日本と違います。


③【証明写真】
サンセバスチャンの証明写真機は『Donostia-San Sebastián』という駅の前に証明写真機があります。5€で撮れます!スペイン語が分からなくても英語に文字変換できるので安心です!

ちなみに僕は、サンセバスチャンでこの写真機が中々見つけられませんでした。なぜかというと、スペイン語、英語、日本語どの言語で検索しても「証明写真機」が近くに見つからなかったからです。なぜか、バルセロナの証明写真機が出てきたりしました。

たまたまふらーっと散歩していたら見つけられたので、本当にラッキーでした。
(調べ方が悪かったのかも…笑)

普通の写真屋さんならありますが、昼の2時には閉まるし、割高でオススメできません。

ネットで見た情報だと、日本から持っていった証明写真でも大丈夫だったそうですが、サイズが規定(32mm×26mm)の範囲外なので、定かではありません。もし写真のせいで承認されないと、もう一度、警察署に予約を入れて、写真を取り直して出直さないといけないので、スペインで撮ることオススメします。

④【住所の関連書類】
住所の関連書類は、ホームステイ先の住所が記載された学校の書類を、学校のハンコ付きで持っていけば大丈夫です!
住民票等は不要です!

⑤【警察署の予約の仕方】

全ての書類が集まれば、いよいよ警察署に予約を取ります。スペイン語でこの予約の事を『Cita 』シータといいます。

これもスペイン語が読めないと中々厄介なので、学校のスタッフと共にするのをオススメします。自分の住んでいる地域等を選択し、何の為のシータのなのかを選択し、最寄りの警察署を選択してと、スペイン語が読めないとちょいムズです。

ちなみに僕は『CNP SAN SEBASTIAN, PASEO URUMEA 17』の警察署に予約をしました。

シータは基本的には2〜3週間先まで一杯です。
書類がすぐに集められそうなのであれば、なる早で予約する事をオススメします。

⑥【タルヘタ手続き当日】

当日は、待合室で名前が呼ばれるのを待ちます。15分くらい前に到着していると安心ですね。

スペイン語が話せなくても大丈夫です。全ての書類を出して、ジェスチャーで指示されるのを待つだけです。

ちなみに、これは完全に人にもよると思いますが、僕の担当者は、中川家の礼二のパスポート審査のモノマネより雑でした。笑

あれだけ、必死に集めた書類、写真を机上に投げ捨てる様に返されました。笑
手続きが終わると、「ここ読んでまた来て」 と終始殺伐とした空気で終了。

カルチャーショック。
日本の丁寧さって本当に素晴らしいですね。


こうして無事に手続きを終了しました。
手続き後は、最低でも30日待ち、もう一度警察署のサイトから予約をして、完成したタルヘタを取りに行く必要があります。

ちなみに、僕は40日後です。

なので、タルヘタはまだ持っていませんが、「申請は終わってるよ。作成するからしばらく待ってね」的な証明紙は貰えます。

この証明紙とパスポートを受け取り日に持って行く必要があるので、絶対に捨てないように!

以上!
サンセバスチャンでのタルヘタ取得でした。

海外生活ってただ行けば生活出来るわけではなく、「自分は合法的にここにいるよ〜」っていう証明が必要なんですね。いい勉強になりました。

ありがとう、スペインの礼二。
ありがとう。外国人向けの手続きなのに何故か、スペイン人でさえ複雑な手続きの数々。

この情報が誰かの参考になります様に。
それでは、また。