Tarjeta de estudianteの取得in San Sebastián 〈前編〉
【Tarjeta de estudiante の取得in San Sebastián 】〈前編〉
今回は、スペイン語、留学初心者の僕にとって非常に厄介で手間の掛かった【Tarjeta de estudiante 】の取得までの体験談を書きたいと思います。
日本人向けのサンセバスチャンでの、タルヘタ取得情報が無かったので、サンセバスチャンへの長期留学を考えていらっしゃる方のご参考になれば幸いです。因みに僕も、ドライアイになるくらいにネットで情報を探しました。
※僕は留学エージェント等のプロではない為、不正確な情報が含まれる可能性がございます。ご了承の上でお読みください。
①【Tarjeta de estudiante 】とは。
【Tarjeta de estudiante 】とは、スペインに長期留学(6ヶ月以上)する際に必要な学生証になります。読み方は、【タルヘタ デ エストゥディアンテ】※以後、長いので〈タルヘタ〉と呼びます。
また、日本のスペイン大使館にて入国に必要なVISAを取得した際に窓口にて、「このタルヘタの手続きをスペインへ入国後、1ヶ月以内にスペインでしなければいけない。」という旨を書類、口頭で伝えられます。
ちなみにこの学生証を取得しないと、滞在不可になるみたいです。逆に言えば、短期留学(3ヶ月未満)はこの手続きは不要です。
日本を出国前の僕は、(なんか難しいそうだし、エージェントさんに相談したらなんとかなるっしょ👍)くらいに考えておりました。
が、実はこれ、個人で手配しなければいけない厄介な手続き、という事をスペインへ入国後に思い知らされる事になります…。
②【Tarjeta de estudiante 】必要書類
こちらがタルヘタ申請に必要な書類になります。
・パスポートの原本
・パスポートの全ページのコピー
・VISAのコピー
・背景白、32 mm×26mmの証明写真
・住所の記載された証明書類
・TASA の支払い証明書(Modelo 790)
・タルヘタ申請書(EX-17)
準備する内容としては、パッと見た感じ、まぁこんなもんか。という印象です。申請方法を知っていればそんなに難しい物でもない思います。
そう。知っていれば。
③手続きを始めるまでのお話
ここからは僕の実際の体験談です。
スペインに到着1週間後に、タルヘタ取得の準備を開始しました。
つまり、残りの3週間以内にタルヘタ申請の予約を完了する必要があると言うことです。
時差が7時間あるので朝起きてすぐに、留学エージェントさんにメールにて連絡しました。
僕。
「このタルヘタの手続きって何が必要でどんな感じで進めたらいいですかね?」と。
すると、数時間後に返信が来ました。
エージェントさん
「スペイン国内で申請場所、申請条件が違うので、学校のスタッフに手伝って貰えるように言っておきますね。」と。
僕。
内心(エージェントさんありがたいなぁ。頼って正解👍)
この後、学校に行き、放課後に早速、現地のスペイン人スタッフからお声がかかりました。
スタッフ 「シュウヘイ!日本のエージェントから話聞いたけど、何をどう助けたらいいの?」
僕「タルヘタの申請の仕方について教えて欲しい!」
スタッフ「そうねえ。昔ここの生徒だった、〇〇に聞いてみて!私たちからしてもかなり複雑だから!」
僕「そっか…。〇〇ね!OK!👍」 終了。
〇〇さんとは僕と同じホストファミリーに過去にお世話になっていた日本人の方です。
一つもオッケーじゃない僕でしたが、スタッフさんもそう仰ってる事だし、エージェントさんと〇〇さんに助けを求める事にしました。
しかし、日本はゴールデンウィーク真っ只中。
エージェントさんからは返信が来ません。
僕。〇〇さんに聞いてみよう。
〇〇さん
https://icp.administracionelectronica.gob.es/icpplus/index.html?p=20&locale=es
「このサイトから予約できるよ!
難しいと思うからホストマザーに手伝ってもらって!」
※実際に、全ての書類を集めた後、このサイトから予約しました。この予約も中々難解。。。
僕。「わかりました!ありがとうございます!👍」
内心(このサイト鬼スペイン語…。英語に変えてもわからん。日本語に変えたら読解不可。しかも必要書類も何だかわからんな。。)
僕。よし、ホストマザーに聞いてみよう。
ホストマザー
「わからん。ごめん。学校に聞いてみて。」
僕。「そか!👍なんとかしてみるよ!」
内心(一周まわったな。)
と言った感じで、スペイン人のスタッフ、ホストマザーでさえ複雑と感じるこの手続きを、自力で進め無ければいけないという事を思い知らされました。
エージェントさんの返信も数日後に来ましたが、やはり「詳しくは現地のスタッフに聞いてみて。」と言った内容でした。
その後、改めて、現地のスタッフに申請に必要な書類の確認を依頼し、更に、記入が必要な用紙のコピーを英語に翻訳してもらいながら説明して頂きました。
これによって、サンセバスチャンでのタルヘタ申請に必要な物、記入する内容、場所と言った具体的な情報を得る事ができました。
最初から、タルヘタについて具体的にどんな情報が欲しいのか。何をどうサポートして欲しいのか。といった事を、スタッフさんに伝える事が重要だったようです。これは、スペインに関わらずどの国でも、自分の欲している物を明確に主張する力が必要なのだと感じました。
そしてここからやっと、申請書類の作成、収集が始まりました。
後に作成した【Taza支払い証明書 】と【タルヘタ申請書】、【証明写真 in Spain 】も少し厄介で長くなりそうなので、後編にて続けたいと思います。
それでは、また。
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