Syuu69’s blog

San Sebastián 留学

スペイン留学3か月めの収穫は仕事と部屋

【スペイン留学3か月目】

スペインに来て約3か月が経ちました。
そして遂に仕事と部屋を得る事ができました!
今回は学生VISAしか持っていない僕が、どの様に仕事を見つけたのかをお話します。

【仕事、部屋探しのプロセス】

1か月目で、ほぼ絶望に近い気持ちで探していた部屋と仕事が、3ヶ月目にして奇跡的に手に入りました。これは、本当に運と沢山の人達の協力のおかげです。

現在は、地元の素材を使ったバスク料理を更に昇華させた、ミシュランの星つきレストランで働かせて頂いてます。

雇用形態としてはインターンシップで、月に300€の給与と賄いと部屋(寮)が付いてきます。
過去にも触れましたが、夏の時期のサンセバスチャンは繁忙期に当たり、ピソ(スペインのアパート)の値段が割高に切り替わります。その為、料理も勉強したいし、部屋も欲しい僕にとってはとても有難い条件でした。

しかし僕はワーホリのVISAではなく、学生のVISAで滞在しており、可能な働き方としては、バイト(週20時間以下のみ勤務可能)もしくは、現在の雇用形態であるインターンシップで働く他にありません。

ただ、雇用を受け入る側の準備や保険料といった負担大きい為、僕の様なスペイン語初心者の外国人を受け入れるレストランは皆無に等しく、僕が働きたいなと考え、現在働いているレストランが、これらの対応と雇用してくれた事に非常に感謝しています。

仕事を見つけるプロセスとしては、

①レジュメをPDF にて作成、気になるレストランにメールで送る。もしくは、レストランへ印刷したレジュメを直接持ち込む。

ちなみに僕は、星つきのレストランと働きたいと感じたレストラン数カ所に直接とメールで送りましたが、メールで送った方で返信を頂けました。

②働ける時間、期間、持っているVISAの確認をシェフとの面接で行う。

③職業案内所にレストランの情報と現住所の登録、認可をしてもらう。
※ワーホリなら不要

④料理大学にて4日間、衛生学を学ぶ。全てスペイン語
(毎日出る全てのテストで、基準点を超える必要があります。)
※ワーホリなら不要

⑤料理大学とレストランが成績の情報を共有。

⑥レストランよりメールを受け、研修開始

この流れです。

めちゃくちゃ大変だったのが、職業案内所への登録です。

ホームステイ先の住所の記載と登録をお願いし、レストランからの要望、雇用形態を事細かに、メールにて一つ一つ確認、承諾を繰り返す作業が必要でした。

何日の何時に行くか、どんな書類にどんな記載が必要かの確認、登録する日の予約と確認が必要で、自分の力だけでは到底どうする事もできなかったので、ホームステイ先の家族、学校、レストラン、知り合った日本人の先輩の全ての方の力をお借りして、なんとか登録にこぎつけました。

加えて、料理大学にて、衛生学を1日7時間みっちり勉強し、尚且つ、毎日のテストで基準点を取る必要がありましたので、担当教員の方にグーグル翻訳を使わせて欲しいと伝え、スペイン語ではなく、英語でテストを受けさせて頂き、それでも分からない箇所は日本語翻訳して乗り越えました。
カンニングは見張られている為不可です!笑)

ちなみに、この時体調を崩し、熱と頭痛を抱えながら勉強したのは今となってはいい思い出です。

【スペインのレストランで働いて思う事】

ようやく手に入れた、研修の機会と部屋。もちろん、初日から張り切っていきました。
元気に挨拶、自己紹介。仕事も全力。
初の1週間を終えた感想は4つ。

①現場のスペイン語がマジでわからん、そして伝えるのがマジで難しい。

②働き方が素晴らしい。職場の人が優しい。

③果たして学校と両立できるのか。

④寮のお部屋がリアル魔女の宅急便


①友達、家族とはほぼ何ら問題なくスペイン語で会話できるようになってきました(完璧では無いし、カタコト)が、職場のスペイン語は、速い、短い、正確さが求められるので、慣れる必要がありそうです。

友達と話している訳では無いし、皆忙しいので、意志を素早く、正確に伝える必要があります。その為にはスペイン語をもっと勉強しなければいけないな。と、身をもって感じました。

今は英語で伝えられる場合が多いですが、スペイン人にとっては、仕事中に脳内で英語に変換する手間が増えるのはよろしく無いなと感じました。特にレストランという環境においては。

語学の壁と課題は予想以上に大きいです。


②働く時間が自分好み。
勤務時間は予約によって変わりますが、基本的には、

水曜日から土曜日、ランチは10時〜5時、ディナーは7時半から深夜12時。
日曜日は11時〜5時まで。

レストランでの勤務経験がある方なら、分かるかもですが、非常に休憩時間が多く、働く時間も日本に比べて格段に少ない気はします。予約状況によってはもっと、勤務時間が短い日もあります。

仕事中はセクションごと集中して動き、無駄が無いように感じます。(日本人程ではない、?)その結果、勤務時間を減らす事が可能なのかもしれません。

また、スペイン人の素晴らしい所は、スペイン語が拙い日本人の僕に嫌な顔一つせずに、仕事を教えてくれる人柄です。

仕事中は鋭い目でオーダーを読み上げ、料理をチェックするシェフでさえ、初日に僕の働いている地下の作業場所(野菜や魚を綺麗にする所)へわざわざ降りて来て挨拶してくれました。

正直なところ、面接の時から僕はシェフの人柄の大ファンです。

③勉強と仕事のバランスを取れるのか。

8月からは、仕事の無い、月、火曜日は学校に通い、それ以外の日は仕事をしたいなと今は考えています。

語学学校も大好きで楽しいし、レストランの仕事もたくさん覚えて帰国したい僕はこれから、どの様にスペイン語学習と仕事を両立して進めていくかを考える必要がありそうです。

月火のみレッスン料を上乗せで支払い、追加で1時間ほど個別授業を受け、残りの5日はもっとレストランに入り浸り現場でスペイン語と技術を学ぶのかベストなのか、、?

時間、お金をどこに投資するのがベストなのかを探る毎日です。

④ 頂いたお部屋は埃まみれ、土まみれ。

スペインで頂いた寮の部屋は魔女の宅急便のキキの部屋そっくりでした。
すごくアンティークなお部屋に、大きな窓、それから沢山の土と埃。笑

休憩時間に掃除をしようと窓を開けると、たくさんの埃がボワっと広がりました。ジブリファンにはたまらない。

ほうきと雑巾で掃除して、ベットのカバー等を洗濯して何とか綺麗になりました。

26歳にして、キキという少女のたくましさを改めて痛感しました。先輩魔女やメガネの不良少年に会う日も近いやもしれません。


せっかくの初海外、やりたい事、経験したい事を全部トライして失敗、困難、成功、充実を沢山経験したいです。

そう。魔女宅のキキの様に。

それではまた。